性的虐待を受けた子どもから話を聞くにはーアナトミカル・ドルを使った面接法
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本体価格 1,500円 税抜き
 
ヴァージニア・フリードマン/マルシア・モーガン著
ラインアンダーソン 編 西澤 哲 訳

A5判/113ページ/2003.10.1発行

性的虐待の調査をする時、もっとも困難なのが被害を受けた子どもから何が起きたのかを話してもらうことです。本書は性的虐待を受けたとされる子どもと面接を行う際の留意点、子どもとラポールの形成、面接での質問の仕方などを詳しく解説し、面接において「アナトミカル・ドル」を有効に使うにはどうしたらよいのかを具体的に提示します。 体毛や性器がついた「アナトミカル・ドル」は子どもへの性的虐待調査の際に用いられる人形で、今や世界各国で使用され、その実績が認められています。 子どもとのコミニュケーションがより明確になる「アナトミカル・ドル」を使った面接は、性的虐待事例の増加がみられるわが国でもコミニュケーションツールとして注目を浴びています。
【目次】
1.アナトミカル・ドル
2.性的虐待を経験した子どもとの面接における問題点
3.面接前の準備
4.ラポールの形成
5.面接の中心
6.子どもから得た情報の信頼性の検討
7.法的問題 出廷の準備を子どもにさせる
8.よくある質問
9.トレーニングのための練習
10.面接前にすべきこと、してはならないこと